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福井県で購入した1,800万円分の商品券で、船買ったらしいよ。

船。

おはようございます。たよちでございます。今日はヤフーニュースで気になる事がありましたので、こちらを記事にしてみたいと思います。

さて、当記事をご覧の皆様は『商品券』をお使いになった事はありますか?私は昔はありましたが、最近は全くと言って良いほど使ってないですね。しいて言えば、大手スーパーマーケットの商品券を頂いた位でしょうか、

それと20年近く前には『地域振興券』とか言うモノもありましたよね?私はその『地域振興券』でビデオデッキを近所の家電量販店で買いましたね(もう潰れましたけど)。ビデオデッキを買った時に、サービスでビデオテープも頂いたのをよく覚えています。

今回の記事なんですけれども、そんな『商品券』が重要なキーワードになります。それでは早速ですが、本題に行ってみましょうか。

 

  

 1,800万円分の商品券で船買ったらしい。

 

 先日、知り合いの方からこんなニュースがあったよという事で情報を提供して頂いたのですが、それがけっこうビックリしたニュースでしたので、こちらをまずはご紹介したいと思います。以下、Yahoo!Japanニュースからの引用になります。 

 国の交付金を活用し、福井県が2015年に発行したプレミアム付き商品券(発行総額3億円分)の中に、県外企業の関係者がレジャー用船舶を共同購入するため一挙に1800万円分を使うなど多額の支払いで利用した例があったことが、会計検査院の調査で分かった。特定利用者の高額商品購入を支援しないよう国から配慮を求められていた中で、県は「想定外の使われ方だった」と困惑している。

県商業振興・金融課や会計検査院の報告書によると、この商品券は、観光客の土産物購入などを支援して県内の消費喚起につなげようと、県内のホテルや旅館の宿泊者限定で15年6月~12月、6千円分の商品券1セットを5千円で発行。今回の船を販売した業者を含む県内5543店舗で使えた。

船舶購入の例は、県外企業の社員や家族がそれぞれ買った商品券を持ち寄り、船舶1隻の購入費の一部を支払う際に1800万円分を使っていた。

(中略)

県は高額商品の購入につながったり、特定店舗での支払いに集中したりしないよう、1人当たり10セットを購入の上限としたが、利用制限は設けていなかった。

同課は「消費の喚起につながった部分はあるが、公平性の観点では至らなかった面があった。今後事業を行う際には、今回の事例を制度設計の参考にしたい」としている。

(以下略)

©Yahoo Japan Corporation.

さすがに引用部分が長くなってしまったので、かなり端折って説明をすると、『福井県外にあるどこかの企業が、何かの事情で企業内の人間が福井県内のホテルやら旅館に泊まった際に商品券を買って、それを小型船舶の購入費用の一部に充てちゃった』って訳ですね。

で、まずこのニュースを見て思ったのが、よくもまぁ1,800万円分もの商品券が集まったよなって所です。上記引用部分を参照するに、1人あたり、1セット6,000円分×上限10セット=60,000円分を購入出来たとしても、1,800万円分の商品券をかき集めるには少なくとも300人は必要な訳です。

たくさんの人。

しかも、時期も2015年6月~12月までのわずか6ヵ月間ですから、その6ヵ月間もの間に1つの企業に属する300人もの社員が商品券を買う(しかも上限の6万円分)という事象はちょっと考えにくいです。

何故ならば、考えるまでもないのでしょうけど(福井県の方には申し訳ないのですが)、福井県以外にも観光で興味のある都道府県なんてあるはずだからです。福井県にも福井県としての魅力は当然ながらありますが、他の都道府県にも当然ながら魅力はあります。それか海外とか。

またそもそもの話なんですけれども、旅行に興味が無かったらどうでしょう?私も最近はそうなのですけれど、旅行は単に『日頃の疲れが癒える所か、旅行中に早く家路に就きたいってなって、結局家が一番落ち着くよね』っていうオチが大半ですので、旅行にもそこまで興味はありません。

上記の事を考えると、とてもじゃないけど、1つの企業に属する300人もの社員が1,800万円から商品券をかき集めのは、その企業側で何らかの施策を講じないと考えます。

 

社員旅行のついでに買っちゃった。

 

じゃあ企業側はどうやって1,800万円もの商品券を集めたのでしょうか?ここはいくつもの考え方があるのでしょうけど、私自身がまず考えたのが『社員旅行』になります。集団生活嫌いな私にとっては、絶対に行きたくも無いイベントの1つなんですけれども。

何故『社員旅行』なのでしょうか?それは社員旅行というのは条件を満たせば、税制上『経費』として認められるからです。で、経費というのはあればあるだけ、翌年の確定申告の時の所得税の減額に繋がりますから、会社に余裕があれば行ったもん勝ちなんですよね。

温泉旅館。

ただし、ここでふと疑問に思うのが、宿泊したホテル側にそれだけの商品券の在庫があったのかって事なんですよね。恐らくなんですけれども、1回の社員旅行で1,800万円分もの商品券を一気に購入したとは考えにくいのですよね。

何故かって言うと、ホテル側の商品券の在庫に限りがあるからです。いくら商品券がすごいお得ですよって言ったって、1セット6,000円もして、なおかつ、福井県内でしか使えないし、さらにはホテルや旅館の宿泊者限定というニッチな購入経路ですので、通常は買われにくいとは思うのです。

ですから、1回の社員旅行で1,800万円もの商品券を、よくあるホテルのお土産を売ってる様な売店で大量にゲット出来るとはちょっと考えにくいのです。そうなると、事前にホテル側に『1,800万円分買うからさ、ちょっと用意してくださいな』とかって伝えるしか無いと思います。

 

出張のついでに買っちゃった。

 

で、次に考えられるのが、1,800万円もの商品券をかき集めた企業側が、そもそも福井県内での出張が多かったという事ですね。もし、問題となった企業がそもそも福井県の様々な企業様との取引が多ければ、出張に行く従業員に『ついでに商品券も買って来い』と言えば良い訳です。

サラリーマン。

また、出張で使うホテルや旅館も、日取りが違えば泊まる場所も違いますので、商品券を買いたいんだけど、そもそも在庫が無くって売れませんという事態が発生しないのでは無いか?と思います。

しかしながら、これも疑問点がありまして『1つの企業が半年間もの間に、ある特定の地域に300回もの宿泊を兼ねる出張をするのか?』という事ですね。素人なりの考えですけれども、私はそういう企業って無いんじゃないのかな?と思います。

また最近はネット回線を使ったミーティング機能(いわゆるテレビ会議)を使って、ある程度の出張を削減出来ているはずですので、なおさら出張しなきゃいけないというケースというのは確実に減っているかと存じます。

なので、そもそも福井県内での出張が多くって、半年間で300回もの出張を行う必要性があったという考え方は、上記の社員旅行説に比べると、どうしても現実味に欠ける感が否めないですね。

 

そもそもそんなに船に乗りたいか?

 

それで、質素な生活をしている私自身がとても気になったのが、そもそもレジャー用船舶っているのか?って事なんですよね。まあ恐らく会社の福利厚生のうちの1つなんだと思うのですけれども、私自身はそこまでして乗りたいとは到底思えないですね。お金の無駄かなと思います。

私だったらという前提で話しますけれども、船に乗る位であれば、まだ乗りなれている車でどこかにドライブに出掛ける方がよっぽど都合が良いですね。埼玉在住なので、海から遠いというのもあるかも知れませんが。

また、レジャー用の船舶を買ったからといって、それではい終わりじゃないですよね?当然でしょうけど、レジャー用の船舶の維持費も掛かるからです。ちなみにレジャー船舶自体の保管料金って膨大な金額が掛かるんですよ。興味がある方は是非調べてみてください。 

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そして、運転するにも当然ながら免許が必要になります。しかも、これもけっこうお金は掛かりますし、日数もそこそこ掛かるみたいです。企業勤めの人間にはけっこう敷居が高いとは思います。

という事で、私的にはよっぽど海が大好きな方で無い限り、レジャー用船舶というのは要らないよねって思うのですけれども、今当記事をご覧の皆様はいかがお思いでしょうか?

本日もここまで長い記事になってしまいましたが、ご覧頂きまして誠にありがとうございます!  

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