掃除をしないと何も良い事が無いし、人生が荒れるのは本当です。
おはようございます。たよちでございます。
当ブログをご覧の方は、相変わらず質素暮らしに興味があるか、質素暮らしに真摯に取り組んでいらっしゃる方が大半かと思われますが、その生活の中で基盤となってくるのが『掃除』だと思います。
まあ、単純に質素な暮らしをしていれば、それ相応に遊びに行かないでご自宅にずっといるという事がけっこう多いかと思いますので(外に出ても、お住まいの自治体内での移動という方が圧倒的でしょう)、その分ご自宅のお掃除もしやすいライフスタイルかと思います。
さて、『掃除』とそれに関連した言葉として『断捨離』なんて言葉も存在しますよね。日々を心地よく暮らす上で、居住空間を出来る限り綺麗に保ち、なおかつ不用品はとっとと捨ててしまうという考え方ですね。
で、巷の自己啓発書やらウェブサイト等で、掃除をしないと何も良い事がないし、人生が荒れるとかって言いますけど、これ実際にどうなのか?って言うと、これは『間違いなく本当』です。
しかしながら、質素暮らしをしている方というは、幼い頃からの日常的な習慣として『掃除』をしていらっしゃる方が大半かと思いますので、掃除の効果というのをあまり体感出来ていらっしゃらない方が多いかと思うのです。
で、私自身は本当に運が良い事に、ここ何年かで『掃除』と『断捨離』に目覚めて、その効果をしっかりと実感しておりますので、今日は過去の私の話と現況とを対比しながら、お掃除について色々と語っていきたいと思います。
汚いが当たり前だった自宅。
今から『たった5年程前』までの話です。私は『掃除』が大の苦手でした。というか『掃除なんてしても意味ないじゃん』って思ってました。もうとにもかくにも面倒臭いんですよね。で、私の両親もけっこう『がさつ』な性格でしたので、それをしっかり受け継いだんだと思います。
それで両親ががさつな性格だったという事で、お察しの方も多いかと思いますが、私が住む自宅(実家)は、昔からとても汚い家でした。トイレは黄ばんでるのは当たり前、物が片付けられないのも当たり前、そんな中で自宅を掃除するタイミングは『家に誰かが来る時』こんな感じです。
で、さらにはそもそも自宅に誰かが来るという事もそんなに無かったんですよね。お盆とかお彼岸の時に人がまあ来るかなって位で、それ以外は普段から他所の方がお見えになるという事はそこまで無かった感じです。ですので、茶の間は大体汚かったです。
また、両親からも部屋が汚いから掃除をしなさい!と言われた事は一切無く、かなり甘えにはなってしまうのですが、家に誰か友達が来るってなったら、母親が勝手に掃除をしてくれるという考えでしたので、自分から掃除をするという考えが全然育たなかったんですよね。
超肥満体型だったんです。
そして、その自分から積極的に掃除をしなかった『ツケ』というのは、昔から常にあったなと思います。まず、明らかに不健康になります。食生活がかなり偏ります。自分が好きだと思うモノを食べまくってました。そうしたら、身長170センチに対し、体重が最大110キロになりました。
そんなんですから、嫌がらせにはかなり遭ってきましたね。まあ当然なんですよね、今の自分のそう思うのですけれども、太ってる事って何にも良い事が無いんですよね。先程も申し上げた通り、健康には本当に良くないし、後見た目的にもどうしても良くないですよね。
で、今はどうにか30キロ以上ものダイエットに成功しまして、スリムな体型とはちょっと言えないのですが、まあ『普通』に見られる範疇の外見になっているかなと思っています。
また、人間関係も良くは無かったですね。前述の嫌がらせにも関連する事なのですが、体型もさることながら、性格もけっこう殻に閉じこもりがちというか、打たれ弱い性格でしたので、良い具合に人間関係も構築出来て無かったです。
絶不調期の始まり。
で、ツケが本当にしんどかったのが『社会人になって以降』でした。部屋の掃除はしないで、暴飲暴食、今思っても本当に悲惨な姿です。実は、体重も中学卒業以降ダイエットでけっこう痩せたのですが、再び体重が110キロに増大してします。
人間関係も全くうまく行かず、職場の雰囲気になかなか溶け込まない日々が続きました。そして仕事は全くと言っていい位に出来ない。職場の先輩から『お前は新入社員やり直しだ』とかって言われたりも。
そんな状況なので、仕事に対して何もやりがいなんて発生せず、しまいには会社無くならないかなぁとか、一生楽して遊んで暮らせればいいのにとかって、本当にどうしようも無い人間に成り下がってしまいます。
そして、ついにはクレカ枠やらサラ金を使った上で、遊びまくる日々。そうじゃないとどうにもこうにもやっていけなかったんです。そして会社を2年で辞めて、私の人生は20代前半で大きな転換期を迎える事になりました。
腐ってると言わざるを得ない。
そして最悪の状況の中、地元で細々と働き出しました。しかし、この期間中も色々とありました。金遣いの荒さは残っていたり、人間関係でトラブルがあったり、不幸事はそれなりに発生しました。
特に、会社員の頃から付き合いだした彼女とは、会社員を辞めた後からも付き合ってましたが(今思えば、何故別れなかったのかが不思議でしたが)、週末のデートの度に毎回喧嘩はしてましたし、浮気もされました(まあ全ては自分が悪かったんですけどね)
また、車の中も当然汚かったので、車に関連した悪い事も当然発生しました。例えば、スピード違反などの取り締まりにはけっこう遭いましたし、走行中に突然タイヤが突然パンクしたり、暖房が効かなくなってしまったり、色々と突然の出費に襲われましたね。
さらにはギャンブルにもハマりまして、パチスロは暇があれば頻繁に通う様になっていました。で、パチスロというモノは基本的に客の大半が負けるシステムになっています(そうじゃないと利益出せないですからね)、そして私もお店にたくさん貢いでしまいました。
ハッキリ言って、『この頃の私は本当に腐っていたなあ(苦笑)』とシミジミと感じる次第です。もう繰り返したくも無い、人生の黒歴史中の黒歴史です。
1冊の本が全てを変えてくれた。
そんなどうしようもない状況の中、私は一冊の『断捨離』の本と出会ったのですが、これが私の人生を根本的に変える、大きなきっかけとなってくれました。
この本を読んで思ったのが『なんか知らないけど、とにかく掃除をやってみよう!』という事でした。そして、いらないモノは徹底的に捨てて、毎日掃除する事が当たり前である習慣を身に付けました。
この本のお陰で、私の人生は少しずつではありますが、以前の状態から明らかに好転しました。まずは、私自身のせいでもありますが、付き合ってても何の得も無い彼女と、次第に距離が離れまして、ついには縁が切れたんですよね。
さらには、ネットビジネスと出会って、恐らく一般的な正社員と同等位の収入をサブで得られる様になりました(ただし、このネットビジネスとは訳あって、今は切り離しています)
そして、人間関係もとても改善したかと思います。まず、日常的に私に害を与える人間がいなくなったんですよね。まあ私がその害に気づいていないのかも知れませんが、今はとっても穏やかで楽しい日々を過ごしています。
まとめ。
いかがでしたでしょうか?今回は私の過去の体験談を元に、掃除をしないといかに何も良い事が無くって、人生が荒れ放題になるかがわかって頂けたかと思います。
なので、質素な生活をベースとして、日々をしっかりと暮らしている、当ブログを今ご覧になっている皆様には体感しにくいお話かも知れませんが、本当に日々の掃除だけは絶対にやった方がいいです。5年前までの私になります。
という事で、本日も長い記事になってしまいましたが、ここまでご覧頂きまして、本当にありがとうございます!
人はみんな悪くない。周りの環境でそう育ってしまったのだから。