格安SIMは質素暮らしには絶対オススメ!年間8万浮きました!
おはようございます。たよちです。
さて、当ブログにいらっしゃる方というのは『質素暮らし』に興味がある方だと思いますが、そんな『質素暮らし』に昨今導入が簡単で、なおかつ、大きく貢献してくれるのが『格安SIM』になります。
で、私は実際に格安SIMを1年半位前から使ってまして、もはや格安SIM無しの生活なんてあり得ない!って位に大きなメリットを感じております、3大キャリアは恐らくもう今後使わないと思います。
しかしながら、格安SIMってまだそこまで広がっていない感じがするんですよね。私からすれば本当に『もったいなさすぎる』の一言です。
そんな私が愛してやまない『格安SIM』について、今回は私が体感した事を交えつつ、しっかりと語っていきたいと思います。
安物買いの銭失いには決してならない。
さてタイトルでもしっかりお伝えした通りなんですが、質素な暮らしをするにあたって格安SIMの導入は絶対にオススメです。というか、記事下部のデメリットに該当しない限り『この記事を読み終わったら、今すぐに格安SIMにして下さい!』と言い切りたい位です。
メリットは何と言っても『3大キャリアの頃と比べて、使い勝手に特に大きな支障も無いのに、とにかく簡単に月々のスマホ代を大幅にカット出来る』事です。安物買いの銭失いなんて事には決してなりません。
実際、私は1年半程格安SIMを使っていますが、『ああ、3大キャリアだったらこう出来るのにな。』と思った事はほとんどありません。それでいて、月々の通信費を大幅にカット出来るのです。だったら、格安SIMにした方が絶対に良いに決まってますよね??
月々1万円超え⇒月々3千円で、年間8万浮いた。
さて、この見出しを見て『おっ!』って思う方、多数いらっしゃるかと思います。3大キャリアの頃と比べて、普段は特段変わった事が無いのにも関わらず『1万円支払っていたものが、3千円』にまで圧縮出来たんですよ?
で、年間に換算すると、差額7,000円×1年分(12ヶ月分)ですから、何と84,000円も浮いちゃった訳なんですよね。年間8万円の浮きって相当に大きいと思いませんか?大きい買い物が出来ますよね?
恐らく、この世の中にある大概のモノ・サービスというのは、いきなりこれだけの値引きをされたら、それ相応のサービスの劣化に繋がるはずなんですよ。『これだけしか使えません』とか『すぐに壊れちゃうんです』とか、そんなモノだと思うのです。
しかし、格安SIMに関しては『全くの別』です。月々のスマホ代がここまで安くなったからと言って、『すごい回線が遅い』とか『すごい通話がしにくい』とかって思った事は一切ないですね。
何故ここまで安く出来るのか?
さて、上述の通りではありますが、格安SIMというのは『3大キャリアに比べて、月々の料金が破格なのに、何ら不便を感じない』という非常に優れたモノです。
しかしながら、そのあまりにも大きな月々のスマホ代の圧縮っぷりに、『なんでここまで格安SIMが安いのか?』って思いませんか?そこには色々な仕組みがある訳なんですが、それらを順にご紹介して行きたいと思います。
キャリア(主にdocomo,au)から回線を借りている。
まず格安SIMを提供している会社の事を『MVNO事業者』と呼んでいます。ちなみに『MVNOってどういう意味なんだ?』って思う方もいらっしゃるかと思いますが、ここにまず1つのポイントが隠されています。
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。
©Wikipedia
という事で、ウィキペディア大先生も仰る通りですが『自前で通信設備を持っていない』というのが大きな特徴なんですね(※ちなみに、大手キャリアの事をMNO(Mobile Network Operator)と呼んだりするそうです)
じゃあ、どうやって通信サービスをするのさ?って話になるのですが、見出しの通りなのですが、大手キャリアが保有している回線のうちの一定量の割合を『お金はちゃんと払うから、貸してくださいな♪』という契約を結んでいる訳です。
で、借りるのは一定量な訳ですから、大手キャリアが全回線を運用するコストよりも、大手キャリアの一定量の回線をお借りして運用した方がコストは格安なんだそうです。
また、大手キャリアのうち、docomoさんの回線を借りているMVNO事業者がとても多いのが特徴です。それに次いで少数ではありますがauさんの回線ですかね。
サポートが必要最小限。
従来の大手キャリアですと、本当に過疎地で無ければですが、お住まいの地域に一ヶ所はお使いのキャリアのショップが存在すると思います。例えば、ドコモであればドコモショップというのは、必ずありますよね?
しかしながら、そういったショップが数多く存在するという事は、そのショップを運営するだけのコストもそれ相応に掛かりますよという事です。つまり、その運営コストが3大キャリアの月々のスマホ代に上乗せされる訳ですね。
その一方、格安SIMを提供するMVNO事業者というのは、ショップ展開をしていない所が多いです。(一部MVNO事業者は実店舗を持っていますけれども、実店舗の場所も都市部に限られます)
デメリットも確かにあります。
で、ここまで褒めに褒めまくった格安SIMなんですけれども、デメリットも確かに存在します。今まで私が使ってきて気付いた事を色々とご紹介しますね。
実店舗の少なさ故に、気軽に相談出来ない。
これはネットを普段バリバリ使いこなしている皆様には特に不要なデメリットかもしれませんが、例えばドコモのドコモショップみたく、『これの使い方がわからない』とかって気軽に聞ける場所が無いんですよ。
なので、例えばの話ですけれども、あなたがご実家から離れているとして、ご実家には機械に弱いご両親しかお住まいでなくって、そのご両親のガラケーをスマホに更新したい!って場合には、格安SIMはオススメ出来ないかも知れません。
電話回線で長電話すると、通話代が高くなる。
格安SIMを運用するMVNO事業者で、大手キャリアの様に『通話が何分でもかけ放題』というサービスを提供している所はほとんどありません。一応『かけ放題プラン』というのは各社ともありますが、『○分掛け放題』の様に『○分までの通話なら掛け放題だよ』という所が大半です。
で、唯一Nifmoさんが『国内かけ放題プラン』を設定していますが、連続通話時間が90分を過ぎると強制切断されるというデメリットがあります。話が盛り上がってる所で突然通話が切れるのは嫌ですよね?
ですので、通常の電話回線で長電話をたくさんするという方でしたら、格安SIMはオススメ出来ないと思います。
しかしですよ?今や通常の電話回線で長電話するのって、恐らくこういった事情に疎いであろうご高齢の方だけになるかと思います。大半の方は、『LINE』やら『Skype』といった無料通話アプリを使うでしょう。
なので、デメリットと言えばデメリットではありますが、日常生活でそこまで密接に関わってこないデメリットであると言えます。
キャリアスマホは故障受付が出来ない事が多い。
これが私が感じた格安SIMの最大のデメリットだと思います。格安SIMに変更される時って、恐らくキャリアスマホ本体をそのままご使用される事が多いかと思われるのですが、大手キャリアであった『端末補償サービス』が受けられない事が大半です。
で、その中で『端末補償サービス』を展開しているMVNO事業者もあるにはあるのですが、恐らく修理技術等による問題かと思われますが、全てのキャリアスマホに対応している訳では無いという事がネックです。
ですので、格安SIMを導入するにあたって『万が一』をとにかく重視したい場合、今お使いのキャリアスマホの『2年縛り』が切れるのを見計らって、 移行予定先のMVNO事業者の『スマホ本体+格安SIM同時購入プラン+新規端末補償サービス』にするのが良いかと思います。
Softbankユーザーは乗り換えに不利。
私は元々ドコモのスマホを使っていましたので、全く気にしていませんでしたが、Softbankユーザーな方ですと、とっても大きなデメリットになると思います。いや、最大のデメリットかも知れません。
上述の通りになるのですが、格安SIMを提供しているMVNO事業者は『ドコモかau』の回線をお借りしている所が大半です(※その中でもdocomoがダントツ)、ですのでSoftbankのキャリアスマホをお使いの場合は、格安SIMへの乗り換えがとても不利です。
LINEの友だち検索が使用不可能に。
これは日頃LINEをたくさん使っていればいる程大きくなるデメリットなのですが、友だちの検索が使えなくなって、新しいユーザーを登録する時に結構メンドクサイ事になります。
これはLINEの年齢確認縛りによるものでして、LINEでは年齢確認が出来ないと友だち検索が一切出来ない仕様になっています。で、年齢確認はどうやら大手キャリア内の登録情報を参照するらしいのです。
ですので、格安SIMに移行した後は、大手キャリア内に残っている登録情報も抹消されますので、年齢確認が取れない⇒友だち検索が出来ない。という事になってしまうのだそうです。そして、従来の方法では友だちを登録出来なくなります。
ただし、上記の通り結構メンドクサイのですが、代替の方法は存在しますので、その方法を使えば友だち検索を使わなくても新しいユーザーを登録出来ますので、ご安心ください。
キャリアメールが使えなくなる。
ドコモメールなどのキャリアメールが使えなくなります。しかしながら、そもそも今キャリアメールって使ってますか?プライベートだと、LINEやらSkypeの台頭によって、キャリアメールって全然使われなくなっている印象にあります。
契約期間内だと、違約金をガッツリ取られる。
2年縛り契約期間内にMNP転出を行うと、9,500円(税抜)をガッツリ取られます。でもよくよく考えて下さい?9,500円(税抜)分なんて、格安SIMにすればあっという間に回収出来ますよね??私なんてたったの2ヶ月で回収しちゃいましたよ。
まとめ
長い記事になってしまいましたが、ここまで格安SIMについて、1年半使ってきた私が身を以って体感した事も交えつつ、色々とお話してきました。
振り返ってみると、デメリットの項目が大分増えてしまいましたが、Softbankユーザーの方はけっこうキツイ壁はありますが、それ以外の項目はそこまで大きな壁では無いと思います。LINEの新規ユーザー登録も何とかなります。
ですので、記事中でもお伝えした通りなんですが、上記のデメリットで引っかかる事項が無ければ『この記事を読み終わったら、今すぐに格安SIMにして下さい!』。大体の方がキャリア契約の頃とほぼ変わりない使用スタイルなのにも関わらず、月々のスマホ代がアホみたいに安くなります。
そしてあなたは格安SIMにしてから、次第にこう感じる様になるでしょう。『月々のスマホ代、支払って無い様な感覚だよな』と。
ここまでかなりの長文になってしまいましたが、最後までお読み頂き、本当にありがとうございます!