今日も明日もありがとう。

質素な生活ですけど、楽しいんです。

30歳以上のフリーターでもこの先を生き抜く方法はこれしかない。

今を生きる。

おはようございます。たよちでございます。

今、この記事をご覧になっているあなたは、フリーターとして働いているか、フリーターの生態に興味がある、そんなお思いでこのページをご覧になっていらっしゃるかと存じます。

で、世間一般の考え方として『30歳を過ぎてもフリーターとして働いているのはまずい』という考え方があります。確かに、私自身も『従来通りの考え方』であれば、この世間一般の考え方には概ね同意です。

そんな30歳を過ぎてもフリーターとして生活する事になってしまった方に向けて、今回は私なりの『これから先の人生を歩んでいく上での考え』を色々と書き綴ってみたいと思います。

相変わらずボリュームの多い記事になってしまいますので、お時間がある時とか、そもそもこの記事に興味がある方のみで結構ですので、ザックリと読んで頂ければ幸いです、それでは参りましょう!

 

 

低収入である事の危機感。

 

フリーターという生き方の何がまずいのか?って言ったら、これは世間一般の考え方と全く一緒だと思うのですが、まずはとにもかくにも『低収入』である実態が非常に大きな問題になります。

フリーターというのは、フルタイムでの雇用とか夜勤での雇用だとか、職場で長時間働く事を前提とした雇用条件で働くかと思われます。でも、フリーターの業務内容なんて基本的に誰でも出来る内容ですので、時給単価は当然ながら安いです。 

フリーター、家を買う (幻冬舎文庫)

ですので、地域によってギャップは出てくるのでしょうけれども、私が住む埼玉ですと、夜勤1人体制の職場じゃなければ、大体時給1,000円前後がピーク時給だと考えられますので、そうすると大体月収15万位が長時間労働のフリーターとして貰えるお給料の目安だと思います。

で、この月収15万という額も、ご両親がいらっしゃるご実家暮らしという条件でしたら、けっこう余裕のある生活が出来るのですが(※ただし、質素な生活をする事が条件の上で)、ご両親がいなくなってしまったら、一気に生活のレベルが下がります。

という事で、世間一般では『フリーター』なんかとっとと辞めて、30歳を過ぎたら今でも『正社員』として雇ってくれる所を何が何でも探しなさい!という流れになってしまう訳です。

 

社会的信用性がとても低い。

 

そして次に『社会的信用性』ですよね。一般的にフリーターというのは、残念ながら『社会的信用性がとても低い』という状態になってしまいます。これは『正社員』と『フリーター』とを比較してみるとわかるかと思います。

まず、日本国内の一般的な考えだと思うのですが、『学校を卒業したら、正社員として働く』という考え方が根強く浸透しています。故に『学校を出ても、正社員として働いていなかった』ら、それだけで社会的信用性がガタ落ちする訳です。日本という国はマイノリティには厳しいのです。

社会的信用性。

また『正社員』というのは『1つの企業に長く在籍して、なおかつそれ相応のお給料を安定して貰える』という前提条件が付きます。当たり前かも知れませんが、正社員のお給料は『月給』扱いですので、余程の事情が無い限り、しっかり働いていればお給料は間違いなく出ます。

その一方『フリーター』については、世間一般の多数派の考えとして『先の事を考えていない』だとか『今が良ければいいだけ』という考え方が先行しています。確かに、上述の通りではあるのですが、フリーターの月収なんて15万円前後が相場でしょうから、この給料じゃお先真っ暗です。

 

じゃあ、正社員は鉄板なのか?

 

しかしながら、『正社員として働き続けるという人生こそが王道』という考え方も、次第に薄れてきているなと思っています。これは冒頭の部分で『従来通りの考え方』であればと申し上げたのですが、この『従来通りの考え方』がどんどん薄れてきているからです。

まず、これは一般的な考えとして浸透しつつありますが『1つの企業で働き続ける』という考え方が、もうとっくに終わっているのですよね。これは『新卒で入った企業が、定年まで生き残っている保証』なんて全く持ってないからです。

お先真っ暗。

ちなみに『企業存続率』という言葉をご存知でしょうか?まあ、読んで字の如くなのですが、『中小企業が、ある一定の年数まで存続率(つまる所倒産しない確率)』を数値化したモノになります。

で、この『企業存続率』が驚愕の数値となっていて、10年持つ企業なだけでも全体の『6.3%』で、30年持つ企業に至っては『0.021%』と言われています。この数値を見れば、まずは中小企業というのがいかに短命なのかがお分かり頂けるかと思います。

じゃあ大企業は大丈夫なんだな!って思ってしまうと、これも既にお分かりの方が多いかと存じますが『大企業だから安泰だ!』なんて事は全く持って言えないですよね。というか、そう思っている方ほど、この先のサラリーマン人生において、真っ先に首を切られると思います。

 

お金の動きはどんどん鈍くなっている。

 

そしてサラリーマンとしての働き方も、年々過酷さを増しつつあります。その根底にあるモノは、私達消費者が日本経済への投資が年を追うごとに鈍くなって来ているという事実です。

総務省が統計を取っている『消費者物価指数』という指標をご存知でしょうか?テレビなどでもよく言われているので、聞いた事がある方は多数いらっしゃるかと存じます。まず『消費者物価』というのは、『私達消費者がモノを買ったりサービスを受けたりする時に必要な金額』の事を言います。

で、その『消費者物価』を年ごとに、前年比やら前年同月比で比較して、それを指数化したモノが『消費者物価指数』と言われるモノです。で、基本的にはこの指数が高ければ高い程、世の中にお金がたくさん出回っていて、この指数が低ければ低い程、世の中への投資が縮小傾向にあります。

現在の日本はどうなのかって言うと、これも皆様ご存知かと思うのですが、指数が依然として低い状態が続いていますよね。2016年度はついに総合指数がマイナス0.1%になってしまいましたので、いかに我々消費者がお金を出しにくくなっているかがわかるかと思います。

 

会社にこき使われたいですか?

 

我々消費者がお金を出さないという事は、企業の利益もそれ相応に減っていくという事になります。それで、企業の利益が減っていくという事は、それだけ社員に対して、さらにハードに働く事を要求するという事です。

確かにサラリーマンという働き方というのは、安定性のある働き方とも言えますが、別の切り口から見て見ると『その安定を維持する為に、日々朝早くから夜遅くまで、企業に酷使される(社畜化)』が発生している訳です。 そして、今後はそれがさらに酷くなります。

正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ! (角川oneテーマ21)

私自身も、過去埼玉から東京都内まで片道2時間位掛けて、満員電車に揺られながら会社に行っていましたが、それはもう地獄でしたよ。で、周りの方を見ても、なんだか幸せそうな表情をした方は居ませんでした。とりあえず『疲れ切ってる』そんな印象しか無かったです。

 

フリーターとして働きつつも、自分でお金を稼ぐ。

 

それでは、サラリーマンとしての働き方に限界が見えている中で、30歳以上のフリーターの方がどうやってこの先を生き抜けばいいのでしょうか?まずは、ご実家で暮らしていけるのであれば、あえて『フリーター生活』を辞めないで欲しいと思います。

そして『フリーター生活』を続けながら、同時に『自分でお金を稼ぐ方法』を絶対に身に付けて頂きたいのです。つまるところ『フリーターとして働きつつも、自分自身でもお金を稼ぐ』というライフスタイルを模索して頂きたいのです。

独立。

『フリーター』というのは世間ではデメリットな面が重視されていますが、超強力なメリットも存在するんです。それは『ある程度の収入を稼ぎつつも、しっかりと自分の時間が取れる事』です。これは自分の力でお金を稼ぎたい!と望むフリーターにとっては、最強のメリットになります。

恐らく『フリーター』としてお勤めの場所というのは、ご自宅からかなり近い場所だと思いますので、通勤時間による無駄な時間やら労力を極力省く事が出来ます。そして、場所にもよるでしょうけど、無理矢理な残業を強いる所は無いと思います。そんな所があったらすぐに辞めましょう。

なので、サラリーマンとしてずっと企業にコキ使われながら働き続けるのもどうなのだろう?と凄く思っていましたし、だからこそ、私は今サラリーマンとしての生活を離れて、埼玉で地味に質素に暮らしています。

 

技術力も大事だが、集客力を磨く。

 

しかしながら、こういう疑問点も湧くと思います。『そもそも自分自身の力でお金が稼げるのか?』と。確かに、一般的に『自分自身の力でお金を稼ぐ』という考え方はかなり難しいとされています。色々と要素はあるのですが、全ては『顧客をゲット出来ない』事に集約されます。

つまる所、あなたが良い物を提供出来る!という絶対の自信があったとしても、顧客をゲット出来る能力が無ければ、本当に運が良く無いと、自分自身の力でお金を稼ぐ事が出来ないのです。それとは逆に『技術力にちょっと欠けても、集客力』があれば、自分でお金は稼げるのです。 

ネット集客でお客様を集めるにはどうすればいいですか?

で、フリーターであるあなたには、上記の『集客力』を身に付けて頂きたいのです。でも、どこでどうやって集客すればいいのか?っていう壁にぶち当たる方もいらっしゃるのですが、答えはすぐ目の前にあります。そう、『インターネット』です。

じゃあ『技術面はどうやってカバーすればいいんだ?』という話になるのですが、転売やらブログやらアフィリエイトやら動画配信に特化すれば良いです。これらは専門的な技術力が無くとも、自分自身の力でお金が稼げる可能性は十分にあります。

ただし、ネットで稼ぐ様になるまではそれ相応の時間が掛かりますし、けっこうハードルも高いです。その保険の意味合いでも『フリーター』は絶対に辞めて欲しくないのです。それに加えて、収入源は複数あった方がメンタル的にもかなり余裕が出来るというのもあります。

 

まとめ。

 

という事で、大分長い記事になってしまいましたが、結論を簡潔にまとめますと。30歳以上のフリーターがこの先を生き抜く方法は『フリーター+ネットの力でお金を稼ぐ能力を身に付ける』事しか無いですね。

ただし、『フリーター+ネットの力でお金を稼ぐ能力を身に付ける』事を両立させれば、ハッキリ言って相当強いと思います。フリーターでしょうから、結婚もお考えで無い事が多いでしょうし、そうなれば貯金もたくさん出来ますし、投資も色々出来ますし、時間も取れます。

お先真っ暗だと考えているフリーターの皆さん。自分の力でお金を稼ごうじゃありませんか。

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