うつ病になると花粉症が治るらしい。注目は自律神経と食生活の乱れ?
どうもこんにちは、たよちです。
皆さんは春先に『花粉症』に悩まされていたりはしませんか?
私も『花粉症持ち』なんですけれども、今や日本国民の25%は花粉症に罹っていると言われています。
そして、花粉症を発症してしまいますと、こんな事を言われていますよね??
『花粉症は不治の病だ!』
って。
確かに、普通の考えであるならば、花粉症って一度発症してしまったら、毎年毎年春の時期に、症状が出ますよね?
しかしながら、花粉症は実は『完治出来る』(※もしくは、症状を無効化出来る)んですよ。
実際に、私も完治レベルでは無いのですが、本年は(確か)2月頃から、お酒を断つ生活をしていますが、明らかに症状は緩和してます。
ちなみに、花粉症を発症して10年ですけれども、お医者さんには行って無いし、薬も飲んだ事なんてありませんが・・・。
さらに、ネット上で『うつ』になった方々との交流(ブログ上ですが)もあるのですが、昨日とある方がこんな事をおっしゃっていたんですよね。
『そういえば、うつ病になってから、花粉症の症状が全く出ないんですよね』
えええええ!?それマジかよ!?って思いながら、他の方(同じくうつの方)のコメントも拝見したのですが、どうやら皆さん同意見らしいです。
これ、もの凄い大発見なんじゃ無いだろうか!?(もしくは私が無知なだけ?)と思ったので、『あくまでも主観的ですが』詳しく調べてみる事にしました。
3つの大きな変化。
それで、上記でうつ病になってから、花粉症の症状が全く出なくなったとおっしゃった方に、日常生活について伺ってみる事にしました。
で、その方がうつ病になってから、日常生活面でどういった大きな変化が起こったのか?って言うと
・白砂糖の摂取を大幅にカットした
・お酒(ワイン大好き)を全く飲まなくなった
・自律神経を整えた(体をしっかり休める事)
この3つなんだそうです。
で、この『3つの大きな変化』が、花粉症の沈静化に大きく関わっていたのでは無いかと推測しています。
じゃあ、具体的に上記3つの項目が、どういう仕組みで花粉症に影響を及ぼしていたのでしょうか?
白砂糖を摂らなくなった。
まずは白砂糖についてです。
実は、花粉症に罹る原因の大きな1つとして、最近私はこの白砂糖にとても注目しています。
何故白砂糖に注目しているのか?って言うと、白砂糖が腸内環境を荒らす性質を持っているからです。
じゃあ、何故腸内環境を荒らす事が花粉症に繋がるのかって言うと、実は人間の免疫の大半が、腸内環境で生成されるからなんです。
それで、本来なんですが、花粉症の原因となる『スギ花粉』や『ヒノキ花粉』は、人体には何ら悪さはしないんです。
それが、腸内環境が荒れた事(システムバグみたいなモノ)によって、腸内環境が『花粉は敵だ!追い出せ!』と免疫を持ってしまう事になってしまうんですね。
そして白砂糖というのは、今やありとあらゆる食品に含まれていますので、それだけ腸内環境を荒らしやすいと言えます。
つまり、白砂糖の過剰摂取が、腸内環境を荒らしてしまい、結果として花粉に対する免疫を生成してしまったって事です。
お酒を呑まなくなった。
次に、お酒についてです。
お酒を飲むと、どうやら体内で『ヒスタミン』という物質が大量に分泌されてしまうみたいです。
その『ヒスタミン』が大量に分泌すると、くしゃみやら鼻水もそれに応じて大量に発生してしまいます。
そういえば、花粉症のお薬でも『抗ヒスタミン薬』なんてのもありますよね。
なので、恐らく世間一般では『ヒスタミンはすげー悪者なんだから、コイツを駆逐すればいい!』っていう考えが先行しているかと思います。
が、私はそれはちょっと本質からズレているのでは無いか?って思うのです。
本来、ヒスタミンって、本当に体に入ると本当に悪さしかしない物質・菌を追い出してくれる、超優等生なのではないか?って事ですよ。
つまり、本来皆さんがうざくってうざくって仕方が無いって言われてる『くしゃみ』っていうのは、本当はすごい有難い仕組みなんですよ。
た・だ・し!
そのヒスタミンが『超優等生』であるが故に、ある方々の言いなりになってしまってるんですよ。
じゃあ、その方々って誰なんだよって言うと・・・・
『腸内環境』と『IgE抗体』
なんですよ。
流れを説明すると、まず『腸内環境』が下記の様な『とんでもない勘違い』をする事から始まります。
腸内環境:『スギ花粉!?そんなもん体に良くないから追い出せ!』
そして、その命令を『 IgE抗体』に伝達します。
IgE抗体:『わかりました!スギ花粉は何が何でも追い出します!』
IgE抗体というのは、腸からの命令によって、体に害のあるモノを検知する『見張り役』みたいなモノです。
まあ、『腸』が将軍だとしたら、『IgE抗体』は兵士みたいなもんですかね?
そして、体内にスギ花粉が入って来ると、IgE抗体が即座に反応します。
IgE抗体:『ヤツ(スギ花粉)が来た!何が何でも追い出すぞ!』
で、追い出すのに使う『武器』が、『ヒスタミン』な訳です。
それで上の方で『お酒を飲むと『ヒスタミン』が大量分泌してしまう』と申し上げました。
が、もうちょっと具体的に申し上げると、『ヒスタミンを多く含むお酒を飲む』事で、ヒスタミンを体内により多く取り込んでしまうんです。
じゃあ、どんなお酒がヒスタミンを多く含んでいるのかと言うと、ビールとかワインといった、一般的によく飲まれているお酒(醸造酒)に多く含まれているみたいです。
だから、花粉症の時期には、とりあえず酒は飲むな!って言われるんですね。
ただし、お酒が花粉症の原因かと言われると、どうやらそうは言えないみたいですね。
現に、お酒の歴史は古く、古代文明の頃からあったらしいですが、花粉症の歴史はまだまだ浅く、初症例は1960年代だったりします。
なので、お酒も原因になるのであれば、大昔から花粉症という病気があったはずですが、それが全くありませんので、お酒=花粉症の原因という見方は出来ないですね。
自律神経を整えた。
で、最後に自律神経についてです。
皆さんご存知かと思いますが、寝不足やストレスの度合いが重くなる程、自律神経の乱れに繋がって行きます。
実際、私自身も寝不足や疲れが溜まった時なんかに、花粉症の症状がちょっとひどくなる傾向にあります。
花粉症は自律神経との戦いでもある。体をリラックスさせましょう。
それで、うつ病を発生すると、恐らくお医者様から精神安定剤的なモノが処方されると思いますので、それが効いてるのかな?と思ったりします。
ただ、その自律神経の乱れが、花粉に対する免疫を作ってしまうとは、ちょっと言い難いかな、と。
そもそも、花粉症が急速に増えたのは、1970年代以降の話になるのですが、その時期はまだ『ストレス』という問題は出ていなかったと思います。
どっちかと言えば、未来の明るい日本社会に向けて、日本国全体が上昇基調にあった時期と言えますよね。
なので、自律神経の乱れは、あくまでも花粉症を悪化させる要因として考えています。
大気汚染について。
で、上記3つとは関係無いのですが、これも花粉症に密接な関係があるだろうと勘ぐっているのが、車の排ガスや工場の排ガスによる『(主に大都市部の)大気汚染』です。
恐らくですが、花粉と排ガスが結合?すると、より花粉症を発症しやすくなるのでは無いか?と思っています。
また、私自身は成人してからちょっとした後に、花粉症を発症したのですが、その頃は東京都内の学校に通い、東京都内で勤めていました。
ちなみに、私の兄も成人してから花粉症になったのですが、東京都内で一人暮らしをする様になってから、花粉症になったと話しています。
そして、ネット上の情報にはなってしまいますが、大都市部から地方に移住したら、花粉症が治った!って記事が多数あったんですよね。
なので、大気汚染と花粉症は密接な関係があるのでは?と思っています。
まとめ。
という事で、まとめです。
うつ病になると、多くの方が花粉症を発症しなくなったのは、恐らくですが
『健康的な生活を強制させられた』
事だと思っています。
そうした生活の中で、自然と花粉症の症状が出なくなったのでしょう。
つまる所、花粉症になっているという事は
『健康的に過ごせていない』か『よほど居住環境が悪いか』
のどっちかだと思います。
ただし、居住環境を変える事はとても難しい事だと思いますので、花粉症を本気で治したかったら、まずは『健康的な生活』を志してみては、いかがでしょうか?
具体的には・・・・
・腸内環境を悪化させる食品を食べない
・ストレスを溜め込まない
・日頃から睡眠時間をしっかり取る
こういった所だと思います。
といった所で、今回も長い記事になってしまいましたが、ここまでご覧頂きまして、本当にありがとうございました!